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2017.07.06

『スポーツ貧血・貧血への対策』の講義を受講させていただきました。

本日は、本学のスポーツ健康政策学部スポーツテクノロジー学科の片山富美代先生を講師にお招きし、本学剣道部向けに『スポーツ貧血・貧血への対策』の講義を受講させていただきました。



まず始めに、貧血の症状とスポーツ選手に見られる貧血の種類について学び、剣道では、踏み込み足による運動性溶血性貧血(足裏の衝撃により赤血球が壊れやすくなることによる貧血)に注意しなければならないことが分かりました。


次に、鉄欠乏性貧血(鉄が不足することによる貧血)に関して体内にある鉄の分布や働き、鉄欠乏の原因について学びました。

そこで、アスリートは、一般の人に比べて、鉄分が倍以上必要であり、食事に関しては、鉄分の多い食材と鉄の吸収に影響を与える食品を食べ合わせることが効率よく鉄分を摂取することに繋がるのだということが分かりました。



最後にスポーツ選手の貧血では、パフォーマンスに影響するだけでなく、将来にわたる健康にも影響するということで、特に気をつけていきたいと感じました。



片山先生、本日は、貴重なお時間を本学剣道部のために割いて頂き、本当にありがとうございました。


今回の講義で学んだことから日々の食生活と生活面を改めて見直し、スポーツ貧血を予防しながら競技力向上につなげていきたいと思います。


(文責 熊田 里美)